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新日本の家は環境に優しいスチールフレーミング工法

スチールフレーミング工法は、極めてリサイクル性の高い溶融亜鉛めっき鋼板を建材として使用しています。
リサイクルから生まれるこの建材の利用は、建築産業の木材消費をおさえ、森林の保護、地球環境の保護へとつながっています。

環境に優しい工法

リサイクルから生まれるこの建材の利用は森林の保護

30坪程度の木造家屋を建設するには、樹齢50年の木を40〜50本も必要とします。このまま建設を続けると、地球規模の森林破壊が行なわれることになります。
米国では、1992年に大統領令により国有林の伐採が禁止され、森林保護活動も活発化しています。最近ではカナダをはじめ、世界的に同様の動きが見られます。
建築産業の木材消費を抑え、森林保護へとつながるスチールフレーミング工法の普及は、ごく自然な流れでした。
太陽と大地の恵み 新日本の家は、 スチールフレーミング工法の素材の持つ優位性を活かし、今後も環境に優しい工法開発・普及を続けていきたいと考えています。

循環型社会の将来を視野に入れた次世代工法

スチールフレーミング工法に用いられる溶融亜鉛めっき鋼板は、極めてリサイクル性の高い製品です。鉄鋼産業全体の再生利用率は66%で、いかなる業界の再生利用率より高い値となっています。
その中において、特に課題とされる自動車の再利用製品として最も適しているのが、このスチールフレーミング工法です。 米国では、ゼネラルモーターズのリサイクルキャンペーンにより廃車5、6台分の鉄で、住宅が1棟建設できることが広く知られました。

安心して住める「健康住宅」

耐久年数は100年以上

スチールフレーミング工法に用いられる鋼材は、日本建築センターが規定する「工業化住宅性能認定に係わる耐久性能に関する技術規定」の中で最高点の評価を得ており、曝露状態(風雨にさらされる状態)での耐久性能は118年という理論数値が出ています。このような素材を採用することで、建物寿命の長い住宅を実現しています。

シロアリに強い(躯体がスチールならでは)

シロアリなどに対する防蟻処理も必要とせず、木材のように防腐処理の必要もありません。つまり、環境に悪影響を与える強い薬品類を使用しない「人」や「環境」にやさしい工法なのです。
※Gt-WALL工法、UMフレーム工法 1時間耐火仕様の場合

地震に強い→だからこそ30年全壊保証

「地震に強い」、「安心です」といっても口だけでは信用がないのではと弊社は考えたため、保証をお付けしています。構造計算に基づいた、綿密な設計と確かな施工に自信をもっています。

火にも強いスチールフレーミング

スチールフレーミング工法に使用される溶融亜鉛めっき鋼板は、木材と違い、割れ・反り・曲がりがなく、高精度かつ強度に優れた構造躯体を実現します。また新日本の家は、国内におけるスチールフレーミング工法として初めて「1時間耐火建築物」の大臣認定を取得しており、耐久、耐震、耐火など、総合的な安全性を確保した建築を可能とました。(GT工法)

自由な空間デザインができる

柱や梁に影響されない大空間が実現

スチールフレーミング工法は軽量であるだけでなく、単位重量あたりの強度が高いので、木造2×4工法の3倍以上という大空間を実現します。平屋であれば、最大125㎡の大空間は、間取りで邪魔になる柱や梁がないため、フレキシブルに間取りが変更でき、戸建住宅だけでなく店舗・集合住宅などあらゆる建築物に、柔軟に対応することが可能です。弊社の経験と技術に裏づけられた、1棟ごとに行う構造計算によって生み出されるこの大空間は、建築プランニングの自由度を最大限に発揮します。

将来の間取りや仕様の変更が容易なスケルトンインフィル構造

新日本の家のスチールフレーミング工法は、構造躯体「スケルトン」と内部プラン「インフル」が絡み合わない分離型構造(スケルトンインフィル)です。将来のインフル部分リニューアルにあたっても、間取りや仕様の変更が容易に、かつ低コストで行なえます。

維持管理費が安い

税金・火災保険が安いのにきわめて耐震性のある住宅です

スチールフレーミング工法の主要部材は肉厚が3mm以下のものを採用していますので税金は一番下のランクになります。固定資産税及び、所得税が安い。地震保険・火災保険に加入する場合、木造とスチールハウスとで比較すると、およそ30年で192万円の節約!柱と梁の接点で対応する木造在来工法の5倍の強さとなっています!つまり耐震性と節税のバランスの取れた安心住宅ということです!

カタログやチラシの経費が住宅価格に入っているのをご存知ですか?

弊社のチラシをご覧になった方はお分かりかもしれませんが、立派なチラシ、カタログといったものを作っておりません。カタログやチラシといった販促経費を住宅の価格に載せておりません。カタログがどんなに立派でもお客様にメリットはないと考えました。お金をかけずに、社員の描いた漫画や社長直筆の広告やカタログで見にくい場合もございますがご了承ください。

なぜ維持管理費が安いのか?

防錆方法(技術)が今までのビルなどの重量鉄骨やプレハブの軽量鉄骨とは全く異なるため、塗り替えなどメンテナンスの手間がかかりません。木材とちがって、防腐処理もシロアリ対策も必要ありません。
また、スチールフレーミング工法は火災保険料金もお得となっています。 例えば、東京都所在の住宅の場合・・・

火災保険  建物 2,000万円  家財 1,000万円
地震保険  建物 1,000万円  家財  500万円

ハイクオリティなスチールフレーミング鋼材

自動車のボディーにも使用されているスチールフレーミング鋼材

スチールフレーミング工法は、自動車のボディ等にも使用されている厚さ1mm程度の冷間圧延鋼板に溶融亜鉛めっきを施した鋼材を使用しています。
この薄い鋼板を用いることで軽量化を計り、C型の「スタッド」およびコ型の「トラック」に加工することにより強度を確保します。
これらの材料を組み合わせ、ねじで緊結することにより主要構造部を構成します。

部材製作

スチールフレーミング工法はプラン確定後、構造計算にもとづいてこれらの各種図面を起こします。これらのパネル図面をもとに工場で裁断、組み立てをおこないます。

現場検査

基礎工事完了時および躯体完成(上棟)時に現場検査をおこないます。設計通りに仕上がっているかを専用シートでチェックします。この段階で発見された不具合は徹底的に修正されます。

日本市場導入の経緯

阪神淡路大震災の救援施策

1990年代、アメリカでは地球環境にやさしいリサイクル資源を使った建築として「ライトゲージスチール」と「枠組壁工法」を組み合わせた『スチールフレーミング』が急速に普及しました。
そのスチールフレーミング工法が日本に登場したのは1995年。阪神淡路大震災の救援施策として、American Silverwood,Inc. が通産省(現・経済産業省)から依頼を受け、25棟・300戸の仮設住宅を建設したことにはじまります。
1997年には本格的な日本市場開拓のためアメリカンシルバーウッド株式会社を設立。
RC造・S造・木造・木造2×4など、他の工法・構造にはない可能性を一貫して追求してきました。

アメリカでは年間着工棟数200,000戸、10年間で100倍の伸び率

アメリカでは、2002年に約200,000棟のスチールハウスが着工していて、10年間で100倍の伸び率で普及しています。
現在の日本でのスチールハウスの年間着工棟数は2,035棟(2002年度)、これからの10年間でその市場拡大が予想されます。